絵本「おおきなかぶ」の魅力 

3歳~
ひとこと紹介

教科書にも登場する、ロシア出身のロングセラー!

基本情報

内田 莉莎子
佐藤 忠良
出版社福音館書店
おすすめ年齢3歳ごろから
初版 1966年06月20日
moma
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元気な掛け声が有名な絵本だね!

あらすじ

みんなで力を合わせて、大きなかぶを引っこ抜く!

おじいさんが植えたかぶが、甘くて元気のよいとてつもなく大きなかぶになりました。おじいさんは、「うんとこしょどっこいしょ」とかけ声をかけてかぶを抜こうとしますが、かぶは抜けません。おじいさんはおばあさんを呼んできて一緒にかぶを抜こうとしますが、かぶは抜けません。おばあさんは孫を呼び、孫は犬を呼び、犬は猫を呼んできますが、それでもかぶは抜けません。とうとう猫はねずみを呼んできますが……。力強いロシアの昔話が絵本になりました。

おおきなかぶ|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)

私がこの本を選んだ理由

1.掛け声が楽しい!

「うんとこしょ、どっこいしょ」という有名な掛け声がとっても楽しいです。リズムの良い掛け声を楽しんで一緒に読んでくれる子もきっとたくさんいるとおもいます。中には物語の世界に入り込み、まるで自分がカブを引っ張っているような臨場感で掛け声を言ってくれる子もいるかも知れません🔥

2人以上を対象にした読み聞かせ場面で、聞き手も声を合わせて「うんとこしょ・どっこいしょ」と言っているとなんだか皆で協力してるみたい!不思議な一体感や仲間感が生まれるのもこの本の魅力かも知れません。その証拠に、カブが抜けた時には互いに顔を見あって笑っていたりもします。

moma
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子ども達と目を合わせながら一緒に読んでも楽しいね!

2.繰り返しの展開が、わかりやすい!

私が以前担任した年少クラスでも「おじいさんがカブを引っ張って~」 と覚えて自分で読む姿がみられていました。自分で読める!というのが嬉しいようで何度も何度も一人で絵本を開く姿がとっても印象的でした。繰り返しの展開が分かりやすくて、文を一言一句覚えていなくても、絵を見ればなんとなく読めてしまうところもこの本の大きな魅力です!

moma
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再現遊びもしやすい!

3.コミカルなおじいさん

最近の可愛い絵の絵本に見慣れた私たち大人は、とっつきにくい表紙に感じてしまいますが、この絵が意外にも可愛いのです。

大きなカブの成長に喜ぶおじいさんの姿もとっても無邪気でキュート!でもかぶが抜けないと分かった時のいじけ具合も見ていて笑っちゃいます。

かぶが抜けないと、新しい仲間を呼んでくるのですがその仲間を待つ間のおじいさん…「とうとう寝転んじゃった!?」すごくコミカルなおじいさん達がきっとみんな好きになるはず!!

moma
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是非ゆっくり読みながらおじいさん達の気持ちを想像してみてください。

4.読み聞かせ初心者にも!!

普段絵本は読まないという保護者さんにもおすすめできるのがこの大きなカブ!!読み聞かせが苦手な方の中には絵本のセリフを読むのが恥ずかしいと感じる方もいるそうですが、この本にはセリフが出てきません。

早口にならないように、丁寧によんであげたらきっと子ども達も大喜び!子どもと一緒に絵本を読む時間の楽しさや尊さを教えてくれる1冊になると思います。

moma
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読みやすいこの絵本で読み聞かせの魅力を感じてみましょう♪

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