この記事を執筆している今は、五月の二十二日。雨の音が美しく響く早朝です。
実は最近、東京子ども図書館に1979~2021年まで連載されていた松岡享子さんのエッセイを読み漁っているのですが、それがとても興味深く、そして読み物として面白いのです。
松岡享子さんの書く、慎重なんだけれども強い芯があるような印象の、じんわり心が温まるような文章が心地よく、毎晩の楽しみになっています。
と、同時に自分でもエッセイを書いてみたいと思ってしまい、こうしてPCに向かっています。
昔から、なにかやってみたい事や気になる事があると試さずにはいられない性格で、今回も松岡享子さんのエッセイに憧れたからというなんとも言えない動機を持って書き始めている本文ですが、書きたい事は明確にあります。
このエッセイでは、子ども達と過ごす日々の小さな、大切なドラマを綴っていこうと思っています。それともう1つ、日々の学びの中で自分が”感じた事””心が動いたこと”を綴っていこうと思います。
保育園で過ごす日々は、本当に美しくて素敵で、感動的でドラマチックです。また、保育を学ぼうと思うと自分の人生そのものを輝かせてくれる素敵な言葉や考え方にもたくさん出会います。
でも忙しく過ごす日々の中では、園の中でとっても素敵な場面に出会っても、その時の自分の中に沸き起こった感情を言葉にするまではいきません。なのでその1つ1つをここに大切な「宝物」として記録していこうと思ったのでした。
毎日更新は致しません。1つの出来事に対して時間をかけて丁寧に言葉を選んで執筆したいのです。
ほとんど自分の為に始める事にしたこのエッセイですが、もしも幸運な事にこれから読者になるであろう皆様がいらっしゃるとしたら、きっと保育や子育てといった日々の中で子ども達と関わるような環境にある方達が多いだろうと思います。
そういった事も少し意識して執筆していくつもりですが、何分こういった文書を書くのは初めてなものですから、配慮が行き届かない文章を生み出してしまう事もあるかも知れません。それでもまずは、自分の気持ちに正直な執筆というのを大切にしていけたら良いなと思っております。
あたたかく見守っていただけると、嬉しく思います。
では、また次回お会いいたしましょう。
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