エッセイの名前について

エッセイ

私はこのエッセイに”そらいろdiary”という名前をつけさせて頂きました。

この”そらいろ”という言葉が私は非常に好きで、エッセイにもその名前を付けています。

空色とはどんな色を指すのかというと、一般的には「昼間の晴れ空を思わせる、淡い青色」の事ですが、私は空の色は必ずしも一つの色では表せないという意味でこの言葉を使用しております。

たとえば、切なさを孕んだ黄昏時の夕焼け空

たとえば、見上げた瞬間に気持ちが溢れるような、星が瞬く満天の夜空

たとえば、息をのむような朝焼け時のブルーモーメント

例えば、不安と興奮が入り混じる、雷がとどろく暗い雨空

例えば、薄い雲に覆われた限りなく白に近い灰色の空

たとえば、雨上がりに子ども達の心を躍らせる七色の空

この他にも、空はいつも違った表情をしています。皆さまはどんな空模様がお好きでしょうか?

様々な空模様がありますが、私はどれもが素敵で尊いとおもいます。空模様1つに心奪われる瞬間というのは、二度と見る事の出来ないなにかとても大切な瞬間に立ち会っているような気持ちになります。

子ども達と過ごす日々も、似たようなもので

時には曇りの時もあるし、あたたかい太陽が燦燦と街を照らすような時もありますでしょう。かと思えば、土砂降りの雨模様の時もあるし、雨上がりには虹が掛かったりもします。

喧嘩をしたり、仲直りをしたり、感動したり、驚いたり、発見したり、落ち込んだり、葛藤をしたり、悩んだり、怒ったり、泣いたり

様々な色の時がありますが、そのどれもが素敵な宝物ではありませんか。

どの瞬間もなくてはならず、どの瞬間も尊いのです。すべての時間に意味があり、すべての時間がその子の人生にとっても、私の人生にとっても大切なのです。

そんなソライロな日々は私たちの宝物です。そんな宝物をたくさんしまっておく場として、このエッセイを大切に綴っていきたいという想いから、”そらいろdiary”という名前を付けさせて頂きました。

少し恰好を付けすぎているような気もして、こう、意味を言葉にしてしまうとなんだか恥ずかしいような気持ちにもなりますが、せっかくなので記しておこうと思います。

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