びん回しは、言葉を使った遊びです。自分の考えや答えを相手に伝える事や、相手の話をしっかりと聞く事が求められます。
準備する道具

準備するのは、瓶!これだけ。
私たちの園では小さめのジュースの瓶を使用しています。ガラスや陶器の瓶を使う際には安全管理に留意し、大人と一緒に楽しんでも良いです。年長クラスなら、ルールを伝え自分たちで自由に楽しむ事もできるかも知れません。
①基本の遊びかた
おすすめの年齢と人数
3~6歳向けの遊びですが、年齢で質問を工夫していく事が必要になります。
多い人数でもできますが、人数が多いほど自分の番が回ってきにくくなりますので5~6名程度で10~20分程度楽しむのがいいかも知れません。
ゲームの準備
①子ども達は、円形になって座ります。
②初めに質問を決めておきます。
ゲームの進め方
①一人の子どもが瓶をその場で回し、口先(細くなっている方)が向いた子が予め決められた質問について答えます
②答えた子が次に瓶を回す。
- 鳥の名前
- 野菜の名前
- 保育園にあるもの
- 花の名前
- 家にある家具
この遊び方は、同じ種類のものを分類して収集する認識遊びになる。あれも、これも〇〇の仲間だ!と改めて分類していくことで何となく認識しているものの概念がよりはっきりしていく。
留意点
・瓶は強く回すと、止まるまでに時間がかかるので少しだけ回すようにする。力加減は初めおとなが見本をみせていく。
・瓶の口先がちょうど子ども達の間を指す事もあります。じゃんけん等時間がかかる事はせず、瓶を回した人がどちらかを指名するなどのルールを予め決めておく。
②質問を考える遊び
ゲームの準備
①子ども達は、円形になって座ります。
ゲームの進め方
①テーマを決める
②一人の子どもがテーマにあった質問を決めて瓶をその場で回し、口先(細くなっている方)が向いた子が決められた質問について答えます
③答えた子が質問を決めて、次に瓶を回す。
テーマ:動物
・足が4本あるもの ・羽があるもの ・動物園にいるもの ・森にいるもの
・質問を考えるのが難しいので、保育士は子ども達の様子をよく見て遊びを提案していきます。難しそうであれば、大人が質問を言って子どもが瓶を回す役だけをして進めていくとよい。
・「クラスの中で積み木が得意な子」などの質問をする場合は、悪口やふざける事がないように大人が良い見本になりましょう。楽しい雰囲気で遊びが続くようによく見守りましょう!
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