子どもは在園中に苦手を克服できる?

学びの備忘録

今回は、前回の記事の続きになります。

moma
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前回の記事では、以下の4つのポイントを確認しましたね!

前回のポイントをおさらい
  1. 食べ物の好き嫌いが発生するのには理由がある
  2. 大人はその理由を理解してあげたい
  3. 苦手の克服は、出来る人と 出来ない人 がいる
  4. 苦手が克服できない理由には遺伝的な味の感受性が関与している可能性も指摘されている

前回の記事を踏まえて、今回は子ども達が食の苦手を在園期間中に克服できる可能性はどのくらいあるのかという事を考えていきたいと思います!

克服年齢を見てみよう!

引用:健康教育No.200 200-kenkou-webのコピー

〇代表的な苦手食品の中でも、在園中(6歳ごろまで)に克服できる可能性があるのは人参・玉葱・トマトあたりですね。(※もちろん、個人差がある事は前提です)

酢の物やシイタケ、ピーマンやネギなどは、もう少し年齢が上がらないと克服できない子の方が多いようです💦

長期的な視点を持つ事がポイント!

先ほどの克服年齢からもわかるように、苦手食材も年齢を重ねるとともに食べられるようになるケースもあります。そして、その年齢は案外高いものが多いです。

あい先生
あい先生
  • レバー
  • ピーマン
  • シイタケ
  • 酢の物
  • ナス

なんかも保育園給食でよく出てくる食材なのに、

在園中に苦手を克服するのは、難しいんですね💦

moma
moma

この他にもブロッコリーやタケノコも克服が難しい印象だよね(笑)

これらの結果を加味して、保育園に在学している6歳までの間に全ての苦手を克服させようとせず、しっかりと大人が長期的な視点を持つ事が大切であるというのが、「ほいくふぁん!」の結論です。

まとめ

今回のコラムでは、そもそも子ども達の苦手は在園期間中に克服できるのかという点について、統計的なデータをもとに確認してみました。

保育士さんの中には在園期間中になんでも食べる子になって欲しいと思う方も多いと思います。

そこには「小学校で困らないように!」という願いもあるでしょう。ですが、本当に小学校で困らないようにと願うなら

  • 食材の名前が分かる
  • メニュー名から味が想像できる
  • 自分が苦手なものを大人に伝え、減らせる

といった力を身に着けられるようにしてく方が良いと、私は思います。

あい先生
あい先生

でも、子ども達の中には大人の働きかけをきっかけに苦手を克服する事だってあるはず!

moma
moma

実はそうなんだ。次回は大人にできる役割を一緒に考えていこう!

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