この記事は乳児クラスの遊びを見る視点! の補足記事となります
絵本
絵本は2冊同じものを準備します。
同じものを見て会話をしたりできたり、単純に数を増やす事でトラブル場面を未然に防ぐという目的で2冊の本を置きましょう。
そして本の内容をすぐに再現できる環境を作りましょう。また、リラックスして本を読む為のソファーがある事も大切です。
並べる遊び
おもちゃの数が大切です。なるべく多くしましょう。
2歳ではこの並べる遊びが大きく発展します。
まずは、並べたものを見立てるようになります。見立ての出来るものを準備してみましょう!そして、3つ以上の組み合わせを並べるようになります。この事を意識しておもちゃを準備してみましょう!
役割遊び
シンボルが大切です。様々なシンボルを準備していきましょう。子どもがアイデアを出して構造するという事も大切ですが、そこに遊びの力を使いすぎては役割遊びが発展しません。保育士がシンボルを準備するものと子どもが構造するもののバランスは非常に大切になると思います。
そして役割遊びの土台には並べる遊びが必要不可欠です。例えば、並べる事が出来なければ、ケーキを綺麗に盛り付けたりして遊ぶ事が出来ません。
そして2歳で初めて見立てを行います。それまでの素材の工夫等が活かされる時です!!役割遊びの中には見立て遊びの要素もたくさん入れていきましょう。
さらに少しなら2人遊びをする場面も見えてくるかと思います。保育士はその事を踏まえて遊びを援助する事が大切ですね
粗大遊び
微細遊びが終わればいつでも粗大あそびが出来る環境を作る事が大切です。(微細遊びは単に子ども集中力が短いのか、おもちゃの量が不十分なのかを見極める事が大切)
見立てやシンボル遊びをしていても本当は粗大遊びをしたい子も結構います(笑)
そして2歳とはいえ、粗大遊びについてはまだまだ1歳レベルの発達段階の子どももいますよね。個人差の大きい2歳児クラスの運営に求められるのは今その子に何が必要かを常に見極めていく事ではないでしょうか。そしてそれを保障するのが2歳児クラスです。
そして目安として5人以上の粗大遊びへと発展したら『近く』に大人が付く事を必須とした方が良いでしょう。
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