毎日体操7月①(室内・道具なし)

幼児保育

夏の毎日体操は、プール前の準備運動もかねています。私の保育園では夏季は室内で体操を行いますが気温によってはエアコンを付けます。

毎日体操を室内で行うときは窓を開けて、新鮮な空気を取り入れながら行う事が大切ですが日本の夏は暑い!!!!とくに私たちの園は九州にあるので危険です(笑)

ハンガリーの緯度は北海道と同じくらい。夏の平均気温は22度だそうです。うらやましい。

とはいえ、体操は大切な日課!安全に気を付けて夏も楽しくやっていきましょう!

①歩きと走り

分散歩き・分散走り→合図で、二人組になって止まる。

まずは、歩きと走りを遊びます。この週は、二人組になっての歩きと走りを行います。

クラスの実態に応じて、ペアを毎日変えるのか予め決めておくのかを考えましょう。

年長の多いクラスやよく出来そうなクラスなら、あえてペアは決めずに、近くの人とサッとペアになる事も良いですね。ただし、誰と手を繋ぐかを選り好みしてはいけません。近くの人と早くペアになれた子が上手です。

また、分散歩きは、他の人やものにぶつからずに歩けた子が上手です。また、指先が伸びているか。手をしっかりと振れているかなども褒めていきましょう♪

バリエーション

・向かい合って両手を繋いで止まる。

・向かい合って両手を繋いでしゃがみ立ち。

・向かい合って胸支をし、右手を繋ぐ。

・片腕を組んで止まる。

などのバリエーションを付ける事が出来ます。ですが基本的には、1日に1つを目安にします。

体操練習

体操① 開き立ちをして、両腕交互にボクシングのように突く。

突く方向は前だけではなく、上、下、横なども行えます。

モデルを見せる際には、開き立ちでしっかりと地面に足を付けて、胴がぶれすぎないように行います。体を回転させるだけになってしまう子もいるので、しっかりと”肘”を動かす事を意識します。

体操② 立膝から、正座に正座から、立膝に

両手は前に伸ばして行いましょう。ただ座るのではなく、腰を後方に引きながら座る事が大切です。胴を前に倒し過ぎずに出来ている子がいればモデルにしてみても良いかも知れません。

体操③ V字バランスをしたまま、足首を曲げたり伸ばしたり。

手は地面についてもOK です。大切なのは膝をしっかり曲げたまま、足首を曲げ伸ばし出来ている事です。足の指が自分の方を向いたり、前を向いたりします。

体操④ 前座りから、片膝を抱きかかえるように胸につける。

モデルを見せるときは、背中をしっかり伸ばしたまま、膝を抱きます。抱いていない方の膝はしっかりと伸ばしておきます。

体操⑤ 腹ばいで上体を少し上げ、左右交互に床を叩く。

交互が難しい年少さん等は、両手で行っても良いでしょう。両手では簡単すぎる場合は、片手ずつ行う等のバリエーションを付けてみましょう。

床を叩く際に、上体が少し上がっている事がポイントです。

あそび

遊びの名前:【馬と引き車】

・二人一組で、前後に並び手を繋ぎます。そのまま二人で一緒に分散走りをし、合図で馬小屋へ入ります。(馬小屋は予め決めておく)

・前後の役を入れ替えて何度か遊んでみます。

・一方向の走りでもいいですが、分散の方がより高度です。

バリエーション

・向かい合わせで手を繋ぎ走る遊びにする事もできます。しかしこの場合は、一人は後ろ向きで進むので、注意が必要です。

・ぶつかる事が多くなりそうなら、一列になり線から線へ直線走りでも楽しめます。

ポイント

・早すぎないように、互いに気を付ける事が出来る子が上手です。特に、手を離したり転倒したりせずに遊べている子はたくさん褒めてあげましょう!

・年長だけで遊ぶときは、馬のようにギャロップをしても楽しいかも知れません。

呼吸練習

かかと歩き・つま先あるき

隊形は分散で大丈夫です。特に異年齢の場合、かかと歩きやつま先歩きは一人ひとりのペースに差も出やすい為、分散で行います。

出来る子には、手もしっかりと振ってもらいましょう。

呼吸を整えるように、ゆったりと行っていきます。

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