子どもが自ら育つための子育てのポイントを、発達心理学の知見からご紹介いたします。親の意識した対応で、子どもの今と未来が大きくかわってきます!
「第二の自我」の育ちの重要性
人間の中には「自我」と「第二の自我」という「2つの自我」が形成されます。
1歳半から3歳頃にかけて、「僕も僕も!」「イヤだ!」「自分で!」といった自己主張の自我が育つ時期です。
一方で、この自己主張が強くなる自我の時期に、子どもは親や身近な大人の関わりを通して、社会的知性と呼ばれる「第二の自我」を獲得していきます。
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第二の自我はどのように獲得していくか
ではどうやって第二の自我を獲得していくかというと、大人に自分の気持ちを受け止めてもらい、大人に切り返してもらうことの繰り返しの中で育っていきます。
つまり、気持ちを受け止めたうえで、大人が問題解決の方法を伝えたり、モデルを示す ことにより、第二の自我(社会的知性)が誕生します。
この経験が少ない子どもは幼児期(4~6歳)に入ってもいつまでも、「ボクモ、ボクモ」、「ボクノ、ボクノ」とななってしまいます。
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幼児期からではもう遅い?
自分の気持ちを聞き取られる喜びを知った子どもだけが、相手の気持ちや意見を聞き取る主体に発達し、段々と親から離れて、友達や先生との関係を築いて社会をひろげていけます(=大人になるまでに、心の強さ・レジリエンスに発展します)。
そして、、、そんな姿は幼児期からでも獲得できます!!
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では、、、どのように受け止めればよい??
受け止めると受け入れるは全く違います!!子どもにとって本当に必要な関りとは何なのか。
次の記事でお伝えしていきますね。
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