叱るって難しい・・・家庭の子育てでも活かせる!脳科学に基づくコツを伝授!!

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アメリカの心理学者の父といわれるウィリアム・ジェームズ(ハーバード大学)は、「20世紀の最も重要な発見は、心構えを変えれば人生が変わるとわかったことだ」と述べています。

私たち大人の心構えがかわれば私たち自身の人生がかわるだけでなく、子どもの人生も同時に輝きだします。18年という子育ての年月を、幸せで大切な時間となることを願い、今回も心をこめてお届けします!

心(=脳)と言葉の仕組み 

人は、相手から「何を言われたか?」よりも『どんな気持ちにさせられたか?』をずっと覚えている生き物です。皆さんも経験ありませんか?

そして子どもは感情コントロールの形成期なので、より強くどんな気持ちかだったかだけが残ります。

例えばお父さんにひどく怒られたとしたら、お父さんに何を言われたかは忘れ、「僕は認められていない」「僕の気持ちをわかってくれていない」「僕が否定された」といった感情のみが残っていきます。

乳児期からこういった負の感情だけが残る言葉のシャワーを浴びていると、次第に大人が声をかけるとどんなことでも「イヤだ!」「ちがう!」「しない!」「バカ!」といった反射的な対応が習慣化し、いつしか話を聞けない、自己中心的な姿になっていきます。

乳幼児期からその子がどれだけ「うん」と言えるような言葉をかけてあげるかどうかが、ぞの子の将来の姿(素直or意地悪、感情が爆発するor感情を言葉で伝えられる)を形づくっていきます。

「叱る」=「説明する」

叱るとき、「何回いったらわかるの」「いい加減にしなさい」「そんなことしたらサンタさん来ないからね」という、注意したり、罰を与えたりする言葉がけになると、子どもに負の感情だけが残ります。

本当の意味の叱るとは、子どもに「何をどうすればよいのか伝えること」です。

子どもが望ましくないと思う行為をしているときは、子どもに伝わるように具体的に説明をしましょう。

一方で子どもを尊重したいという想いから、逆に見守っているだけになると、子どもは善悪判断のモデルが示されない(社会性の未発達)などで、やはり自己中心的な姿になります。

まとめ

感情にまかせて怒る事と、子どものためにしっかり叱る事は違います。

具体的にしっかり説明する事を念頭において大人も落ち着いてつたえましょう

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